生命の源であり、私たちを支える水。その重要性と儚さをアートを通して深く掘り下げ、対話を深めます。水の美しさ、力強さ、そしてその存在が持つ意味を再認識し、より豊かな共存を目指します。 両国のアーティストは、それぞれの国の豊かな文化を背景に、「水」という普遍的なテーマを独自の視点で表現します。多様な素材や技法、そして各国の象徴的なモチーフを融合させ、両国の文化が織りなす新たな世界を描き出します。
日時・場所
2024年9月27日 10:00 – 2024年9月29日 17:00
三溪園 旧燈明寺本堂, 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58−1
イベントについて
MNOの最初の展覧会のテーマは「AGUA-水」です。水は生命の象徴であり、私たち全員がそれに依存しているため、私たちはこのテーマについてアートを通じて対話することにしました。私たちは、水の重要性と儚さについて意識を高め、その美しさとパワーを表現したいのです。
今回、三溪園でエキシビジョンを行うのは、三溪園の伝統、自然、繊細さ、素朴さ、そして歳月を経た美しさが、私たちの世界観と一致しているからです。また、私たちの考え方は、芸術をこよなく愛し、支援した、そして自然や日本文化を守った原三溪氏の考え方と多く共通点があるからです。
展覧会の会場となるのは、旧燈明寺本堂。元は室町時代に京都燈明寺に建立されたと言われている特別な場所です。生糸商人として成功し、芸術家、コレクター、美術振興家、そして日本の伝統をこよなく愛した原三溪は、全国各地から歴史的に重要な建物を収集し、横浜の自分の土地に移し、三渓園を造りました。その中でも旧燈明寺本堂は、最古の建物となります。通常非公開の旧燈明寺本堂を特別に開放していただき、エキシビジョンに訪れる皆様にも、本堂内にお入りいただくことが可能です。